Mac OS上のVirtualBoxでゲストOS(Windows)上にファイルを転送する方法。

Windows OS上からリモートデスクトップでリモートサーバにログインしてコピーアンドペーストでファイルを転送したり、FTPソフトウェアを使用してファイルを転送するといった事はよくやっているんだけど、Mac OS上のVirtualBoxに構築されたWindowsのゲストOS上へのファイル転送をはじめてやってみたのでメモ書きとして共有。例えばisoファイルの場合は、ゲストOSにisoファイルをアタッチしてドライブとして見せればいいけど、あるサイトからダウンロードしたtarやzipファイルをゲストOSのデスクトップ等におけるようにしたい場合などで使用する。FTP等でファイル転送を行うのも可能と思うけど、VirtualBoxの仮想ネットワークの設定を変更する必要があったので、今回は、VirtualBox Guestを使用してファイル転送することにした。自分の場合、VIrtual StudioをゲストOS上にインストールしたかったので、今回の方法が一番楽な方法となった。下の図は、Mac OS上のダウンロードフォルダをゲストOSであるWindowsにもネットワークドライブとして参照させている状態。

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① Virtual Boxを起動して「設定」→「ストレージ」を選択し、VBoxGuestAdditions.isoをゲストOSにアタッチする。

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② VBoxGuestAdditionsをインストール

ゲストOSにログインして何も考えず、認識しているドライブからインストーラを起動しインストールを開始します。インストラクションに純粋に従います。

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③次にVirtual Box上の共有フォルダーからMac OS上の共有したいフォルダを選択します。自分の場合は、Mac OS上でダウンロードしたものをゲストOSにファイル転送をしたかったのでダウンロードフォルダを共有フォルダとすることにしました。

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ちょっとはしょりましたが、ファイル共有したいディレクトリを選択してフォルダ名をつけてOKを選択。

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④設定を完了させた後、ゲストOSに再度ログインしNetwork ->  VBOXSVRを選択すると共有されたフォルダが出てきます。もちろん、Windowsの機能の”Run”から”¥¥VBOXSVR”と指定してもアクセス可能。

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こんな感じでファイル共有が完了しました。